名古屋駅周辺では、西口エリアが劇的な変化を遂げる「名駅再開発プロジェクト」が進行中です。この計画はリニア中央新幹線の開業を見据えて、名鉄名古屋駅を中心に南北約400mのエリアを再整備。2棟の都市型高層複合ビル(北側:高さ約172m・地上31階、南側:高さ約170m・地上29階)が建設されます。計画では、高層階にはオフィスとホテルが設けられ、低層階には商業施設やバスターミナルなどが整備される予定。これにより、都市機能の向上はもとより、ビジネスや地域経済の活性化と回遊性が高まるものと目されています。プロジェクトは2033年度に第一期工事が竣工予定。「国際交流拠点都市」を目指す名古屋の玄関口に相応しい魅力的なエリアへと生まれ変わります。

■記事公開日:2025/04/28
▼構成=編集部 ▼イラストレーション=吉田たつちか