肩こり解消の裏ワザ②
第二のアプローチポイントは小胸筋です。小胸筋は大胸筋の深層に隠れた肩甲骨と肋骨を直接つないでいる筋肉で、肩の付け根から乳頭の方に向かって伸びています。大胸筋へのアプローチではあまり効果が感じられなかった方でも、ここをほぐせば明らかに肩の軽さを実感できるはずです。
ただし、大胸筋の深層に位置するため位置関係がつかみにくいと感じることがあるかも知れません。下記の
大胸筋と小胸筋の位置関係を参考に、手で触れてみながら縦に伸びる太い筋を探してください。
【アプローチの仕方】肩の付け根あたりを20回ほどほぐすようにマッサージします。小胸筋に沿って下方向に場所を移動させながら3か所ほどもみほぐしてください。これを左右で行います。小胸筋は大胸筋に隠れているため程よい力が必要ですが、痛みを感じない程度の力加減で行います。
大胸筋と小胸筋の位置関係