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２月は東京ビジネス地区の平均空室率が上昇

● 東京ビジネス地区（都心5区／千代田・中央・港・新宿・渋谷区）の2月時点の平均空室率は5.86％、前月比0.03ポイント上げました。2月は既存ビルでは大規模な募集開始の動きがあり、また、新築ビルでは募集区画を残して竣工したビルの影響があったものの、拡張移転などの成約が見られ、東京ビジネス地区全体の空室面積はこの１カ月間で約1千4百坪の増加に止まりました。新築ビルの2月時点の空室率は24.44％、前月比5.76ポイント下げました。2月は新築ビル5棟のうち4棟のビルが募集区画を残して竣工した一方、大型空室を残した大規模ビルが既存ビルにシフトしたことで、同空室率が低下しました。既存ビルの2月時点の空室率は5.43％、前月比0.26ポイント上げました。2月は大規模な募集開始や新築ビルから既存ビルの区分へシフトした大型空室面積の影響のため、同空室率が上昇しました。● 東京ビジネス地区の2月時点の平均賃料は19,776円。前年同月比1.19％（238円）下げ、前月比では0.23％（46円）上げました。