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名古屋ビジネス地区の平均空室率は９月も低下

● 名古屋ビジネス地区の9月時点の平均空室率は5.04％、前月比0.21ポイント下げました。9月は拡張移転に伴う大型成約や館内増床などの成約が見られました。解約の動きが中小規模に止まったこともあり、名古屋ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約2千坪減少し、平均空室率は4カ月連続の低下となりました。9月時点の平均賃料は12,531円、前月比0.27％（34円）上げました。● 9月時点の地区別の平均空室率を見ると、名駅地区は4.33％、前月比0.29ポイント下げました。ビジネス地区外からの拡張移転に伴う大型成約のほか、中小規模の成約の動きも見られ、同空室率が低下しました。伏見地区は5.72％、前月比0.14ポイント下げました。館内増床や郊外からの移転などによる成約が見られたため、同空室率が低下しました。栄地区は4.49％、前月比0.15ポイント下げました。拡張移転などの成約の動きがあり、同空室率が低下しました。丸の内地区は7.29％、前月比0.17ポイント下げました。竣工1年未満の新築ビルに成約が見られたことや、既存ビルにも小規模な成約の動きがあったことから、同空室率が低下しました。