● 仙台ビジネス地区の4月時点の平均空室率は5.87％、前月比0.06ポイント下げました。4月の成約は分室や新規拠点の開設、館内増床などに伴う中小規模の動きに止まりましたが、解約の影響が少なかったため、仙台ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約3百坪減少しました。4月時点の平均賃料は9,423円、前月比0.14％（13円）上昇しました。● 4月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前地区は5.37％、前月比0.08ポイント上げました。他地区への移転などによる解約の影響があり、同空室率が上昇しました。一番町周辺地区は4.79％、前月比0.23ポイント下げました。統合や館内増床に伴う中小規模の成約が見られたことや、解約の動きも少なく、同空室率が低下しました。県庁・市役所周辺地区は5.57％、前月比0.21ポイント下げました。成約・解約ともに動きが少ない中、一部で分室開設に伴う成約が見られたことから、同空室率が低下しました。駅東地区は8.57％、前月比0.04ポイント下げました。テナントの動きは少なかったものの、わずかに成約が上回ったため、同空室率が低下しました。