● 横浜ビジネス地区の12月時点の平均空室率は7.34％、前月比0.01ポイント上げました。12月は成約の動きが少なかった一方で、解約の影響も中小規模に止まったことから、横浜ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で大きな増減がなく、平均空室率は前月比ほぼ横ばいで推移しました。12月時点の平均賃料は12,918円、前月比0.26％（34円）上げました。平均賃料は2024年も年間を通して上昇傾向で推移し、前年同月比では2.28％（288円）の上昇となりました。● 12月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。関内地区は4.09％、前月比0.09ポイント上げました。縮小に伴う解約の影響があり、同空室率が上昇しました。横浜駅地区は3.53％、前月比0.04ポイント下げました。募集開始や店舗の閉鎖による解約の影響が見られましたが、一部で募集中止の動きがあったことなどから、同空室率が小幅に低下しました。新横浜地区は6.02％、前月比0.13ポイント上げました。解約の影響は小さかったものの、成約の動きが進まなかったため、同空室率が上昇しました。みなとみらい21地区は12.65％、前月比0.07ポイント下げました。成約は他地区からの拡張移転に伴う小規模な動きに止まったものの、解約がなかったことから、同空室率が低下しました。