商業エリアとして賑わう渋谷駅周辺では「100年に1度」といわれる大規模再開発がおこなわれています。銀座線のホームが改修され、渋谷駅を取り囲むようにオフィス主体の高層複合ビルが竣工。それらはペデストリアンデッキや地下通路などで接続され駅周辺の回遊性が向上しました。そして現在もなお、再開発の勢いはとどまることなく進化のまっただなかにあります。2000年以降の渋谷は、次々と新しいモノやサービスを提供するITベンチャーが集う"ビットバレー"として独自のカルチャーを築いてきました。その渋谷が今さらに裾野を広げて、スタートアップから上場企業までより多くの業種が集う日本の主要なオフィス街へと存在感を高めつつあります。
■記事公開日:2023/10/25
▼構成=編集部 ▼取材撮影=吉村高廣