● 仙台ビジネス地区の10月時点の平均空室率は5.75％、前月比0.11ポイント下げました。10月は分室の開設や館内増床などの成約が見られたことや、解約の動きが小規模に止まったことから、仙台ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約6百坪減少しました。10月時点の平均賃料は9,512円、前月比0.18％（17円）上昇しました。● 10月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前地区は館内増床などに伴う中小規模の成約が見られましたが、同規模の解約の動きも出ていたため、平均空室率は前月比横ばいの5.60％で推移しました。一番町周辺地区は4.85％、前月比0.05ポイント上げました。解約の動きは少なかったものの、成約が小規模に止まったことから、同空室率が上昇しました。県庁・市役所周辺地区は6.28％、前月比0.10ポイント上げました。解約の影響は小規模に止まりましたが、成約の動きが進まなかったため、同空室率が上昇しました。駅東地区は7.18％、前月比0.73ポイント下げました。分室の開設や館内増床、拡張移転などの成約が見られたことや、解約の動きがなかったこともあり、同空室率が低下しました。