株式会社タイムクリエイターズは、製造業を中心とした企業向けの基幹システムの受託開発を主軸とし、ERP導入支援や情報処理サービス、工場IoT・AI活用支援など、多様なソリューションを展開してきました。同社は2025年9月、これらの開発体制をさらに強化し、より高度なプロジェクト推進を実現する拠点として、本社を『丸の内ビルディング(丸ビル)』へ移転しました。今回の移転には、事業の拡大と、社員一人ひとりが自社に誇りを持ち、より高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを推進するという同社の強い決意が込められています。

気分を上げて、業績も上げる。 ハイグレードオフィスへの投資価値
実務だけなら、ここじゃなくてもいい
移転前は、文京区小石川の春日駅前のビルに10年ほど入居していました。スペース的に手狭になっており移転の話も出ていたのですが、ちょうどコロナのタイミングで一旦頓挫していたんです。その後、出社率も戻ってきたこともあり、2025年9月に丸ビルに移転しました。
弊社の社員は首都圏の主要5都県から通勤しているため、みんながアクセスしやすい場所となると東京駅周辺ということになります。いくつか内覧をさせていただきましたが、正直、最初に丸ビルを見た瞬間に「ここしかないな」という気持ちになっていました。
坪単価だけを考えれば、もう少し安い選択肢もありましたし、実務をこなすだけの場所でいいなら、丸ビルでなくてもよかったかもしれません。しかし、社員やクライアントが訪れたときに「気分が上がるオフィスがいい」という思いが強く、最終的には私のファーストインプレッションを重視して決断しました。
リモートワークか、丸ビルで働くか
弊社は特段知名度がある会社でもなく、大資本が入っているわけでもありません。そうした中で、いかに会社をPRしていくかを考えたとき、オフィスにはある種の広告としての側面があると思います。ウェブCMを打つといったやり方もありますが、オフィスほど会社の姿をリアルに物語るものはありません。
採用媒体などでも積極的にアピールしておりまして、『リモートワークか、丸ビルで働くか』という選択肢を提示できることは、他社にはなかなかできない採用戦略になるだろうと思っています。したがって、もし仮に同規模の同業他社がここに入っていたら、丸ビルは選んでいなかったと思います。そこに差別化の意味があるのです。
弊社はもうすぐ20周年を迎えます。社員も100名を超えて、次のステージへ進む局面に来ています。そのタイミングで、本社をダイナミックに変えたかった。変わらないままでいることもできましたが、それでは社内にも社外にも、「タイムクリエイターズは変わっていく、チャレンジしていく」というメッセージが伝わりません。普通のオフィスビルから丸ビルへ移転するということは、その意思表示として非常に大きなインパクトがあると思っています。
移転後、社員の満足度は90%
丸ビルにオフィスを構えることは、一見すると弊社規模には過剰に映るかもしれません。しかし、この投資は「成長している企業」であることを明確に示す重要なメッセージになります。社員のモチベーション向上に寄与するだけでなく、求職者やクライアントに与える印象にも大きく影響します。また、来訪者の記憶に残るオフィスであることは、採用・営業の双方で大きな価値を生みます。どこにでもあるような空間では選ばれる理由になりません。だからこそ、私たちは"刺さる"オフィスづくりに投資したのです。
社員との面談や日々の会話でも、「本社で対面で仕事をすると相手の動きが見えるので質問しやすい」、「コミュニケーションが増えた」という声をよく聞きます。普段テレワークのメンバーからも「本社に行ってみたい」という声が挙がっているようで、それは本当に嬉しい限りです。
移転後の検証では、意思決定のスピードが平均30%短縮され、会議時間も15%削減されました。社員の満足度も90%という極めて高い結果が出ています。もちろん要因はさまざまでしょうが、働く環境が底上げされたことは確かだと感じています。

Entrance
白を基調とした明るいエントランスに、アクセントとなるコーポレートカラーのグリーンが心地よく映え、華美になり過ぎず程よい温かみを感じられる空間づくりを意識しています。また、ガラス張りの会議室からは、自然な対話やオープンなコミュニケーションが生まれる職場の雰囲気がさりげなく伝わります。
エントランスの設計でとくに留意したのは、来訪者が圧迫感を受けず、自然と迎え入れられていると感じられるよう、カーペットのテキスタイルなど細部まで配慮してウェルカムな環境を整えました。
Maine floor
新オフィスでは、業務に集中できる空間の構築はもとより、カジュアルな打ち合わせが気軽にできる三角形のミーティングデスクを配置しました。
さらに、フリーアドレスのメリットを存分にいかし、業務内容や気分に合わせて自由に働く場所を選べる環境を整えています。多様な働き方を受け入れることで、集中とリラックスを自然に切り替えられ、社員同士の交流もより活発になり、一人ひとりがいきいきと力を発揮しています。
Counter seat
メインフロアの北西側は視界が大きく開けており、北の丸公園の緑の向こう側に、特徴的な武道館の大屋根までも見渡せます。
そんな景色を一望できるカウンター席を設け、気分転換や集中の切り替えがしやすい空間としました。四季折々の景色を感じながら働けるこのスペースは、日々の業務に新たな刺激と心地よさをもたらします。そうした環境の中で、技術者の創造性を最大限に発揮できる職場づくりを目指しています。
Free space
技術者がリラックスした雰囲気の中でアイデアを練ったり、メンバー同士の交流を深めたりと、自由な発想とコミュニケーションを育む場として活用されているフリースペース。
技術系のメンバーはリモートワークと出社を組み合わせて働いているため、出社した日は自分の好きな席を選んで仕事ができるようになっています。一方、総務・経理部門については機密情報を多く扱う職制上フリーアドレスが適応されておらず、固定席エリアでの業務となっています。
Phone booth
周囲を気にすることなく、集中してオンラインミーティングができるフォンブース。安心して意見を交わし、アイデアを深めるためのマストなスペースになっており、業務にメリハリを生み出し、働きやすさと生産性の向上にもつながっています。
Conference room・Meeting room
重要な商談やプロジェクト推進の場として、機密性と機能性を備えたカンファレンスルームを設けました。ドアはコーポレートカラーで統一し、空間全体にブランドイメージを反映。戦略的な議論や迅速な意思決定を支えるとともに、クライアントとの信頼関係の強化につなげています。また、社内外の打ち合わせに対応するミーティングルームを整備し、活発な意見交換と円滑なプロジェクト進行を支えています。
Lounge (8th floor・27th floor)
8階と27階にある丸ビルワーカー専用ラウンジは、気軽に立ち寄ってリフレッシュできる憩いの空間です。コーヒーや軽食を楽しみながら、オンとオフを切り替え、心地よい時間を過ごすことができます。日々の仕事にちょうどよい余白をつくってくれる、特別感あふれるTenants' Loungeです。